「ストレートネック」が引き起こす不調とは?首・肩こりの根本原因にアプローチ
「首が前に出てるよ」と言われたことはありませんか?
デスクワークやスマホの使用でうつむく時間が増えた現代人に急増しているのが、ストレートネックです。
本来あるはずの首のカーブ(頸椎前弯)が失われ、まっすぐになってしまう状態を指します。
この状態になると、首こり・肩こり・頭痛・眼精疲労・めまいなど多岐にわたる不調が現れるほか、自律神経の乱れや姿勢の悪化にもつながります。
本記事では、ストレートネックのメカニズムや放置した場合のリスク、改善のための施術やセルフケア方法を解剖学的視点から解説します。
ストレートネックとは?|本来の頸椎カーブが失われた状態
首の骨(頸椎)は通常、前側に緩やかなカーブを描いています。このカーブは頸椎前弯と呼ばれ、頭の重みを分散し首や肩への負担を軽減する役割を果たします。
しかし、長時間の前傾姿勢(パソコン作業やスマホ操作など)が続くと、このカーブがまっすぐになり、頭の重み(約5kg)が首・肩に直接かかるようになります。
特に、僧帽筋上部線維や胸鎖乳突筋、肩甲挙筋などが常に緊張し、血流や神経の圧迫が発生。これが慢性的なこりや痛み、自律神経の乱れにつながるのです。
ストレートネックを放置すると?
ストレートネックを放置すると、単なる肩こりや首こりだけでなく、全身に影響が及びます。
- 緊張型頭痛や偏頭痛の慢性化
- 自律神経失調症(不眠、動悸、倦怠感)
- 猫背や巻き肩などの姿勢悪化
- 腕や手のしびれ(頸椎神経根症)
- 呼吸の浅さによる酸素不足感
姿勢が悪化すると見た目の印象にも影響し、肩や腰への二次的な負担も増えます。
Peacefulでは、首だけでなく全身のバランスを調整
ストレートネックを改善するためには、首だけでなく背中・骨盤・肩まわりまで含めた全体の調整が欠かせません。Peacefulでは以下の施術を組み合わせます。
- ボディケア:首〜肩甲骨・背中まわりの筋肉を持続圧でじっくり緩め、筋膜や深層筋にアプローチ
- 骨格調整:頸椎や胸椎、骨盤の歪みを整え、頭の位置を正しいポジションに戻しやすくする
- ヘッドケア:頭皮や後頭部の緊張を緩め、脳のリラックスと血流改善を促す
施術はその日の体調や生活習慣に合わせてオーダーメイドで構成。姿勢改善と同時に、呼吸のしやすさや首肩の軽さを実感していただけます。
首の負担を減らす!自宅でできる姿勢リセット
日常生活の中でも、首の負担を減らす工夫は可能です。特におすすめのエクササイズと習慣がこちらです。
- 壁立ちエクササイズ:壁に背中をつけて立ち、あごを軽く引きながら後頭部を壁に寄せる(5秒キープ×10回)
- 胸開きストレッチ:両手を後ろで組み、肩甲骨を寄せながら胸を開く(10秒キープ×5回)
- こまめな姿勢リセット:デスクワーク中は1時間ごとに立ち上がり、首や肩を回す
継続することで、首まわりの筋肉の緊張が和らぎ、自然な頸椎カーブが保ちやすくなります。
慢性的な首こり・肩こりに、根本からのアプローチを
ストレートネックは、放置すると慢性的な不調の原因になります。
Peacefulでは、骨格・筋肉・生活習慣まで見据えたオーダーメイド施術で、根本から改善を目指します。
「首が重だるい」「枕が合わない気がする」「頭痛や肩こりが長引く」という方は、お早めにご相談ください。






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